働き方改革。それはどこも共通しての課題なのだろう。特に中小企業に関してはよく考えていかないといけない。
在宅専任薬剤師として約1年活動してきたが、出来ること、出来ないことも少しずつ見えてきただろうか。
昨日同僚がインフルエンザでしばらく休むことになった。医療者も風邪は引くのでこれはもちろん仕方がないことだ。
問題なのは、個々に行っている仕事を把握できていない、代替えが難しい点である。
何故個々の仕事を把握しあえないのか、情報共有だけでは難しい点がある。専任制度を行っているメリットとして、施設それぞれのニーズに合わせることができ、対応が早いのが在宅専任の特徴だ。
ただ、施設ごとになるためそれぞれが行っている細かい点までは共有が難しい。痒いところに手が届くこそが良い点だが、それを行うためにはそれぞれの信頼関係と、施設の特徴を理解しているからこそできる。
幸いにも施設側から普段こうやっていると教えて頂けたので対応できている。これも休んだ薬剤師が普段しっかりと信頼関係を築いているからだろう。
ただ、問題は解決していない。今後年を取っていくことを考えると、若い方に引き継いでもらうことも出てくるだろう。その時にその人しかできないのは施設側にも迷惑がかかる。質の担保とともに、会社としてさらなるレベルアップをしていかないと生き残れないだろう。
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