2021-02

病態

糖尿病治療薬 GLP-1アナログ製剤

糖尿病治療薬のGLP-1アナログ製剤について解説を行いました。GLP-1はグルカゴン分泌の抑制や、食欲低下作用などの報告もあり、体重減少などの利点も挙げられている。最近、リベルサスが発売となり、始めて経口投与が可能となった。今回は、それまでの主流である注射剤に焦点をあて解説を行った。
医薬品

GLP-1作動薬 リベルサス

これまで糖尿病治療薬のGLP-1アナログ製剤は注射剤しかなかった。リベルサスは胃での分解、吸収を高めることで経口服用が可能となった初めての経口GLP-1製剤である。食事の影響を受けやすいのが難点でもあるが、効果などは他の製剤と見劣りしないとも考えられる。
病態

骨粗鬆症及び治療薬

骨粗鬆症は、低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大、骨折の危険性を増大する疾患である。薬には、骨吸収抑制薬、骨形成促進薬、骨代謝調整薬に分類される。最近では、骨吸収抑制作用と骨形成促進作用を合わせもつイベニティが治療に使われている。
パーキンソン病

パーキンソン病治療薬 ドパミン代謝賦活薬

パーキンソン病は、黒質の神経細胞が減少する事による、ドパミン枯渇が原因で起こる、運動機能障害である。パーキンソン病治療薬のトレリーフは主に、wearing offの改善を目的に使われる。トレリーフの成分ゾニサミドはもともとてんかん治療薬として開発された経緯がある。
パーキンソン病

パーキンソン病治療薬 アデノシンA2A受容体拮抗薬

パーキンソン病は、黒質の神経細胞が減少する事による、ドパミン枯渇が原因で起こる、運動機能障害である。アデノシA2A受容体拮抗薬は、GABAの産生を抑制する事で、wearing offの改善が期待できる。現在薬として、ノウリアストがある。
パーキンソン病

パーキンソン病治療薬 COMT阻害薬

パーキンソン病は、黒質の神経細胞が減少する事による、ドパミン枯渇が原因で起こる、運動機能障害である。パーキンソン病治療薬のCOMT阻害薬は、末梢のレボドパの代謝を抑制する薬である。主に、wearing offの改善を目的に使われる。
パーキンソン病

パーキンソン病治療薬 MAO-B阻害剤

パーキンソン病は、黒質の神経細胞が減少する事による、ドパミン枯渇が原因で起こる、運動機能障害である。パーキンソン病治療薬のMAO-B阻害剤は、中枢神経内のドパミンの分解を阻害する薬である。主に、wearing offの改善を目的に使われる。
病態

知っておくべき腎機能について

こんにちはおもちです。 今日は、腎臓の機能についてお話します。 薬剤師として腎臓の機能なんて当たり前!! って方にもさらっと読める内容にしています。 「何故、腎機能をわざわざ書くのか!?」 腎臓を患う病気には様々ありま...
病態

血液サラサラ 抗血小板薬と抗凝固薬の違い

血液サラサラと言われる薬には、大きく2種類の薬がある。その違いを簡潔に、かつ患者様にわかりやすく説明する事は意外と難しいのではと思います。でも、なぜ血が固まりやすいのか、そのメカニズムに目を向けると違いが見えてくることも。
その他

薬局薬剤師、今日からブログ始めます。

初めまして、薬局で薬剤師をしているおもちです。薬剤師歴6年とまだまだ未熟な私ですが、少しでも患者様、同業種、そして自分のためにブログを書いていきたいと思い始めました。薬剤師というあまり知られていない職種ですが、その中でやりがいを感じることも多いです。そんな事も発信して行ければいいなと思っています。
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