何歳からでも結果が出る 本当の勉強法

本の冒頭から引き込まれた。
成功の秘訣は、「完璧」主義から「完成」主義に切り替えることだと。

色んな本を少しずつ読むようになったが、自分にとってとてもしっくりくる言葉であった。大人になって勉強を一生懸命頑張るけどうまくいかない、そういった人に読んでもらえるといいのではないか。

本を読むことは人それぞれ目的がある。この本でも(別の本でも)書かれているが、3つの気付き+1つの行動を決めれば十分だと言われる。

この本での私の気付きは、
・読書の方法(意識)
・勉強のモチベーションを高める方法
・解らないことは勉強している証拠だ

最近のマイブームは、頑張りすぎないこと、継続ができない時があってもそれを許す心だ。

言い訳と言われればそれまでだが、家族を持つと自分の好きな時間ばかりがあるわけではない。もちろんその中で成功している人はとてもたくさんいる。

完成主義で考えた場合、自分の中で完成を目指せばいいので他の人は関係なく思える。そうするとマイペースに続けていくこともそうは難しくない。

モチベーションを高めること、継続することはとても難しい。その方法の一つのお薦めなことは記録をつけること。

ダイエットなどで時々話があるが、毎日体重測定すると痩せるという噂。これも理にかなっていると思っている。

実際に、勉強した時間を測っている。例え5分しか勉強しない時でも。社会人になって、そうそう30分、1時間まとまった時間を毎日とれるわけではない。でも、5分の積み重ねも1日3回積み重ねれば、2日で30分になる。

今は累積でどれぐらい勉強したか測れるアプリもあるので、30秒無駄にしてもこのアプリを起動させて取り組むことにしている。

これは、脳科学的にも正しい行動だ(あくまで他の本の知識だが)。5分という締め切りを設けることで、集中力が増す。調子が乗ってくればそのまま10分、15分と続ければいい。

何事も5分始めると、人は集中して物事に取り組めるらしい。そして記録を残すことで、振り返った時の自分のモチベーションに繋がるのだ。

もし、何かにチャレンジしても続かないという方がいれば、記録を残すことを習慣づけてみてはいかがだろうか。アプリを起動する、開始する、記録を残す、この作業は一見して効率が悪い。ただ、振り返ってみたときに思った以上に自分の自信に繋がると思います。

書籍情報
タイトル:何歳からでも結果が出る 本当の勉強法(208ページ)
著者  :望月 俊孝
書籍  :すばる舎
初版発行:2023年3月13日

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