本日の読書感想文 No.40
タイトル:超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法
著者 :谷原 誠
書籍 :フォレスト出版
初版発行:2020年10月10日
方法 :Audible(聞き流し)
個人評価:★★★☆☆
感想
自己啓発本の中で、たくさんの時間術に関する本が出ていると思う。
これらの多くは、本の内容から、時間に対する考え方や効率化に分けることができる。
今回紹介する本は、時間に対する考え方に分類できると思う。
最も印象に残っているのは、「自分にとって大事にすべき時間とは何か」。
これに集約されるのではないか。
もちろん、この本に限ったことではない考え方だと思う。アドラー心理学で有名な、
「嫌われる勇気(個人的一押し)」を読んだ際にも同じようなことが書かれていたと思う。
自分にとって大事なものは何か?
本を読んだ直後は、なるほどと思うが、なかなか長続きをすることもまた事実か。
それでも、この本で紹介された例え話は、好きな考え方なので紹介したい(有名な話らしい)。
①時間を椅子取りゲームで考える。
時間はだれにとっても有限である。そのため全ての希望や欲望を満たすことは難しい。
これを椅子取りゲームに例えると、限られた椅子=有限の時間に対し、椅子以上にたくさんの人=たくさんの希望や欲望があることである。
当然椅子に座れる人数には限りがあり、座れない人が出てくる。時間も同じなのだから、何が大事なのか、あるいは不要なものが何かを決めることが大事であるという考え方。
②壺の中には大きな石からいれる。
ある壺の中に石をいくつか入れて、壺をいっぱいにした。
さて、この壺の中は満杯でしょうか?
答えは「否」である。
次に、砂利を詰めて壺いっぱいにした。
さて、この壺の中は満杯でしょうか?
答えは「否」である。
次に、砂を詰めて壺いっぱいにした。
さて、この壺の中は満杯でしょうか?
そろそろお判りでしょうか?
これも答えは「否」です。
いっぱいでないなら何を入れることが出来るのか。。。
最後に水を入れて壺は満杯となります。
少しとんちの要素を含んだたとえ話で面白かったのではないでしょうか?
でもここで言いたいのは、水が最後に入るという落ちではなくて、石を「最初」に入れなければ、壺の中には石を入れることはできないということ。
この「石」とは自分にとって大事なことであるということ。大事なものを先に入れておきなさいという教えみたいです。
表現などは私なりに少しアレンジがありますが、大事な部分はこんなところでしょうか。
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