本日の読書感想文41

タイトル：ソクラテスに聞いてみた　～人生を自分のものにするための5つの対話
著者　　：藤田　大雪
書籍　　：日本実業出版社
初版発行：2016年3月17日
方法　　：Audible（聞き流し）
個人評価：★★☆☆☆

感想

「人生に大事なことは何か」を、対話形式で記載することによって聞きやすく、内容が理解しやすいように感じた。

モテるためにはどうすればいいか。。。結論としては自分を磨くこととしているが、これは恋愛だけではなく就職活動（再就職を含む）に通じることがある。

人は、自分にないものを魅力的に感じる傾向にある。自分を磨くことが、異性にもてることにもつながるし、就職においても通じるものがあるように感じた。

ただ、自分磨きをすることも、他人の評価をすべてと考えて行うのは、きっと人生をもったいないものにする、そんなことも書かれているように感じる。

モテたい、いいところに就職したいは人間の欲望である。それに対し、自分磨きをすることは良いことである。しかし、自分の価値観とは違う生き方をして評価を得ることは、多分違うのだろう。

この本を読んで思うことは、アドラー心理学と通じるものがあるように感じた。
課題の分離＝自分の価値観を大事にして生きること。
自分磨き＝今を一生懸命に生き、自分を高めること。

実践は難しいが、アドラー心理学をベースに考えるとしっくりくる内容だったと思う。

今、新たな資格をもつことにチャレンジしようと思っている。
その資格が、何のために持ちたいのか、そこをしっかりと考えるべきなのだろう。
自分の価値、それを考えるという点で、今のタイミングで読んで楽しかった。